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ICTロボット(Pepper)プログラミング教育、藤枝中学校からスタート!

更新日:2017-01-23

教育日本一を目指す藤枝市が全国公立中学校の先鞭として導入
ライフイズテック鰍フ講師の先生も熱心でした

ライフイズテック鰍フ講師の先生も熱心でした

まずは生徒一人ひとりのアイデア言語を記入

まずは生徒一人ひとりのアイデア言語を記入

プログラミング専用ソフト「コレグラフ」画面

プログラミング専用ソフト「コレグラフ」画面

プログラム入力&操作学習もマックブック

プログラム入力&操作学習もマックブック

 
 この事業は、本市が昨年6月1日に全国の自治体として初めて締結を交わしたソフトバンク鰍ニの包括連携協定の一環の取り組みであり、また、地方創生加速化交付金を活用した本市独自の新規事業であります。目的は、同社のPepperくんのプログラミング授業を通じ、今後ますますニーズが高まっていくことが予想される「ICTを活用できる人材の育成」、そして、「2020年度からのプログラミング教育の必修化」を見据えたもので、教育日本一を目指す本市に相応しい先取の事業となります。
 1月17日から藤枝中学校2年生の技術の授業を皮切りにスタートしましたが、本日23日は、藤枝市議会・総務文教委員会の委員はじめ学校の先生方、教育委員会の方々、さらにはマスコミ関係の撮影陣が教室狭しと視察・研修・取材に押し寄せました。
  授業の内容は、Pepperのアプリ開発を担うソフトウェア「コレグラフ」を使用し、音声認識と言語の発話のプログラムを作成し、実際にPepperくんを動かす体験を実施するものでした。プログラミングの指導には、中学生・高校生へのITスクールを事業の柱としている東京のライフイズテック鰍フスタッフが、1班(4名)毎に1人ずつ付き、生徒に普段着の言葉と仕草で親しみやすく説明すると、生徒たちはお兄さん・お姉さんのような指導スタッフに気軽に質問したり、操作を教わったり、たいへん生き生きした様子でプログラミング授業を楽しんでいました。1人に1台づつ渡されたマックブックを使って、「コレグラフ」の入力画面と操作マニュアルの画面「マザー」を切り替えながら、プログラミング操作を習得できるので、次回からは、ライフイズテック鰍フ指導スタッフがいなくても、生徒たちは担任の先生に補助してもらいながら腕を上げていかれるのではないかと頼もしく思いました。
 この視察からまず感じたことは、わたしの中学生の頃とは明らかに時代が激変・進歩している隔世の感と、IT(情報技術)が、生徒たちの日常生活に広く深く浸透し、将来、社会人として自立するために、もはやIT学習は必修にすべきであり、子どもたちの創造的な可能性を引き出すツール(教材)として極めて有効なものであることを見ることができました。
 本市は、平成29年度以降、市内の全公立小中学校でこのPepperくんを活用したプログラミング授業の実施を計画しています。
(文責:平井)

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